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Akimitsu Konishi

小西 昭充

主任教授

獨協医科大学
医学部生化学講座

ご挨拶

獨協医科大学医学部生化学講座のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。当講座の第4代主任教授を拝命いたしました小西昭充と申します。
我々の研究室では「Decoding Aging to Create the Future(老化のメカニズムを解明し、未来の医療を創造する)」をスローガンに、老化研究に取り組んでいます。超高齢化社会を迎え、いかに健康寿命を延ばしていくかが、多くの国で重要な社会的課題となっています。我々はこの問題に生化学的な側面からアプローチしています。中でも「代謝」に着目して研究を進めています。加齢によって生体の代謝が大きく変化することはよく知られていますが、カロリー制限が健康や寿命に効果的であるように、代謝への介入によって老化を制御できる可能性が非常に高いと期待しています。そのために、本講座の強みであるアミノ酸代謝・脂質代謝・細胞間接着・ホルモン分泌などの知見を生かし、老化の基本メカニズムの解明と抗老化技術の開発に取り組んでいきます。

講座沿革

本講座は梶田昭彦教授が初代教授に任命され、1973年(昭和48年)に開講しました。梶田教授の主要研究テーマはヘモグロビンであり、ヒト異常ヘモグロビンの発見などで多大な貢献を果たされました。
1992年(平成4年)に退官された梶田教授の後任として、群馬大学内分泌研究所(現・群馬大学生体機能調節研究所)から松崎茂教授が第2代教授として着任されました。松崎教授はポリアミン・甲状腺ホルモン・消化管ホルモン・骨代謝など幅広い領域で研究成果を残されました。
2005年(平成17年)に松崎教授が退官された後、群馬大学大学院医学系研究科生化学講座から杉本博之教授が第3代教授として着任されました。杉本教授は脂質生化学を専門とし、リン脂質・コレステロール代謝を中心に数多くの研究成果を国際誌に発表されました。
杉本教授が退官された後、2025年(令和7年)4月に小西昭充が群馬大学大学院医学系研究科生化学講座から第4代主任教授として着任し、現在に至ります。
教育面では、講座開設以来、医学部における生化学教育を担当し、医師および研究者の育成に貢献してきました。大学院においても、多くの博士課程学生が研究を行い、学位を授与されています。
獨協医科大学**周年記念誌を参考に執筆
文責 小西昭充